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田口組・稽古場リポート by 石神

自分の稽古でどたばたしているうちに時間が経ってしまいましたが、
先週、田口組と片山組それぞれの稽古場にもお邪魔してきました!


まずは、田口組の稽古リポートを。


田口組は、三島さんと東大生の討論記録をリーディングとして上演する、
ということで、まずそのこと自体が、相当おもしろい。
それに、三島自身が発した言葉をどう読むんだろう?と興味津々でした。

タイトルからして、
恐い雰囲気なんじゃないかとか、堅そうとか、思われるかもしれません。
そう思われる方は、ぜひ本番で、どうなっているか見てみてください!
もちろん私もまだ完成形は見ていませんが、
「討論」から想像するイメージを裏切ってくれる舞台になりそうです。

さらに、
実際の討論記録なので、もちろん内容は当時の現実に即しています。
田口さんたちの稽古では、
当時の社会的背景や、インテリ学生たちの思想的流行まで、
言葉のうしろに広がる世界を丁寧に掘り下げていたのが印象的でした。
資料に当たるというより、「研究」レベルです。

三島さんは、本当にいたんだもんな。
三島さん自身が、三島由紀夫自身という個人として発した言葉を
読むんだもんな。と、その重さを実感。
と同時に、どんな書かれた台詞も、そのうしろには、
この広い世界がつながっていて、言葉の響きを支えている。
という、途方も無いことに、改めて気づかされたような、気がします。

三島さんがどんなひとだったのか、わかるような舞台にしたい、と
田口さん自身がおっしゃっていますが、
東大出身でもある田口さんが、どんな「三島さん」を舞台に作り上げるのか。
私たちが本屋の棚に名前をみつけるだけの「三島由紀夫」ではなく、
そこにいるのは、「三島さん」という人になるんじゃないか、
と勝手に思っています。

田口さんご自身も出演です。
楽しみ。

片山組『わが友ヒットラー』稽古場日誌

片山組稽古場には本日、別チームの石神さんと、同じく別チームでプロデューサの矢野さんが見学にいらっしゃいました
見学者がいるというのは今回が初めて、かといってもいつもと変わらず稽古は進むのでした
稽古後石神さんはお帰りに、我々と矢野さんは軽く一杯、そうこうしてると矢野組の出演者面々も合流
久々に会った桜井君、うそ、実はちょくちょく会っている感じ、先日もタテヨコ企画手伝ってもらいました
ありがとう
NEVERLOSEで共演した、ゆうこりん、もとい川渕さん、いやいや最演劇人賞受賞女優、も、いらっしゃいました
なんだかノスタルジアな酒宴と相成りました

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写真は
一枚目 矢野さん、片山さん、石神さん
二枚目 川渕さん、桜井君
三枚目 林さんと小菅君わが友ヒットラー稽古風景

バレンタインデー

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No Message.

一週間前

片山組の小菅です

いよいよ本番まであと一週間
ほかのチームはなにをしてるんだろーか
どんなことするのだろーか
気になる気になる

初めてのリーディングは、わが友ヒットラー
暗中手探りのよちよち歩き
なにがどうして、こうしてどうして
まずは声に出してみる

刺激はそこらじゅうに
ひろえひろえ

矢野組・稽古リポート by 石神

はじめまして。
今回、『レター教室』でリーディングコレクション初参加いたします、
石神夏希です。初投稿です!

前後してしまいますが、
8日(日)に、矢野組の稽古場にお邪魔してきました!
ちょうど、神奈川新聞さんから取材もしていただけるとのことで、
演出家4人全員が集合したので、だいぶ賑やかでした。

初めて拝見した、矢野組の稽古場の印象。

水飴って、食べる前に練りますよね。
そうすると、空気を含んで口当たりがよくなるんですよね。
そういう感じがしました。しっかり練って、美味しく作るんだなって。
ねりねり。あ、ジェラートもそうか。

でも、練るのって、けっこう力も時間もかかるんですよね。
地元の幼馴染に、和菓子屋の若旦那がいます。
「和菓子屋の若旦那」って言ったら、手先が器用で、
細い刃物で、菊の形した練り切りとか作ってそうでしょ。
だけど彼、実際は、汗だくになってあんこを練ってるんですよ。
おまんじゅうそっくりの、まん丸の若旦那が、汗だくで。

たとえが長すぎたんですけど、
「きれいなお菓子を作る和菓子屋が、汗だくであんこを練ってる」
そんな印象でした。


しっかり練ってこそ、おいしく美しくなるんですね。


それから、矢野さんが自分で動いている。というのが私は意外でした。
訓練でもそう。本を持っての稽古でもそう。
矢野さんが一番動けるんじゃないか?!というくらい。(冗談です。)
全然、椅子に座ってないんだもの。

でも、自分で動くからこそ、なんでしょうか。
役者さんたちの身体感覚、役者さんの体の内側に直接アプローチする
言葉を使って、演出されているのが印象的でした。

その動きが生まれるのは、いつどんな呼吸をしているからか。
そう呼吸するのは、何がどんな風に見えているからか。
そう見えているのは、何を感じているからか。

そうやって、三島由紀夫の言葉に、体温が与えられていく。
理知的でしかくばった独特の言葉遣い、
その底に、あふれんばかりに秘められている「熱」が引き出されてくる。
「息遣い」ってよく言うけれど、
息遣いって、至近距離だと、音や気配よりも、「熱」なんだな。
ということに、気づかされたように思います。


まとまりもなく、書き連ねてしまいましたが、
そんな、三島の息遣いにひそむ「熱」を、
耳元に感じてしまう作品になるのではないかと。
あ、あと、役者の川渕さんが凄い!
私もいち観客として、本番が楽しみです。


ちなみに、自分のブログで、『レター教室』に関する話題について
ちょくちょく書いていますので、よかったらこちらもご覧ください!

■ぺピンブログ >>> http://blog.pepin.jp/

 

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